プロが実践するロゴの作り方と制作プロセス- その8

ブルホラのサービス担当部長です。

前のブログでもご紹介しましたが下記の書体で進めることになりました。

 

コンセプト A プレゼンテーション

前回その7のBLOGで書きましたとおり、プレゼンテーションで使用する書体が決まりましたので、仮名称ブランドのロゴタイプとしてプレゼンテーションします。

 

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まずはコンセプトAの樹木をあしらったシンボルマークデザイン案です。

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カラーがついたことでイメージも拡がりましたね。

右側は、シンボルマークの下に、オススメのロゴタイプを加えました。

シンボルマーク上にはスローガンとして"PRECIOUS MOMENT"を添えて提案することにしました。これは「LEILANI LOVEで母親と赤ちゃんとのとても貴重な時をどうぞ」、という提案です。音の響きを考えて複数のMOMENTSではなく単数で提案します。

実はこの樹木のアイデア、例えばHITACHIの企業広告のゆうに、企業の成長や安定のイメージに用いられて使われることが多いですし、またL'OCCITANE(ロクシタン)のようにシンボリックなイメージとして使われることもあり、ためらいもありましたが、いずれの場合も企業ロゴとして使われているわけではありませんし、「手と木の組み合わせ」というひらめきは捨てがたいものがあり、ロゴアイデアとしてそのまま採用してプレゼンテーションしました。

 

カラー・バリエーション

 

リッチなゴールドカラーや、すこしベビーカラーで使われるサックス系のカラーバリエーションも追加します。

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ロゴの装飾展開とプリント・シミュレーション

 

シンボルマークの装飾的な使い方は、よりシンプルなカタチへと手を加えて提案します。またベビー用グッズを入れるバッグや、ベビータオルに印刷した場合のシミュレーションを参考まで提案することにします。

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これらバッグ、ベビータオルは、具体的な材質や色、大きさがまだ決まっていませんので、クライアントにロゴを選んでいただくための一助としての提案となります。ロゴのプリント方法も、刺繍、シルク印刷、インクジェット印刷、などなど様々あり、ロゴの再現性も見た目の印象も変わります。

 

何か素敵なシンボルマークになりそうですね。

もう別のコンセプト、ロゴデザインを次回のブログでご紹介します。

 

ここまでご覧いただきありがとうございました。