プロが実践するロゴの作り方と制作プロセス- その1

ブルホラのサービス担当部長です。

 

ブルーホライズンのホームページをご覧になった新規のクライアントからの依頼で新しいブランドのロゴデザイン制作を行うことになりました。ケーススタディーとして、ロゴの作り方から制作するプロセスまで10回のBLOGに書いていきます。

 

1.クライアントからの問い合わせ

2.クライアントとの打ち合わせ

 

1.クライアントからの問い合わせ

今回のクライアントは、赤ちゃん向けのマッサージ、ベビーマッサージ教室を開く予定の都内在住の母娘さん親子からの依頼とします。アジアのT国B市で娘さんがオープンするベビーマッサージ教室に開業にあたって、シンボルマークとロゴタイプ、そしてスローガン(キャッチコピー)制作依頼を受けた場合を想定しています。

 

2016年12月2日に電話で依頼を受け、12月26日までにロゴを決めたいとのことで、急遽当日打ち合わせを行うことになりました。クライアントによっては、色々な事情で納品を急がれる場合もあると思います。

 

ベビーマッサージ教室とは、お母さんに対して生後2ヶ月から1歳位までの赤ちゃんに施すマッサージを教える教室です。赤ちゃんの肌を優しく撫でることで、血行が促進され、幸福感が高まり、リラックス効果でよく眠れるようです。(夜泣き防止にもつながるとか?) 母さんから赤ちゃんへと、愛情が受け継がれて健やかに健康に育つので、大人になってからも愛情にあふれた人に育っていく事などを伺います。子育てに悩むお母さんにとっても、マッサージを通じてストレスが解消され、マッサージ教室の中で出会った他の母親同士との交流の機会もできる、等の話を伺い何かとっても良さそうに思いました。

 

2.クライアントとの打ち合わせ:依頼された制作物内容とスケジュールの確認

お客様との打ち合わせで確認すること

 

ゆとりあるスケジュールではありませんが、できればクライアントの期待の応えたいと考え、こちらのスケジュールを調整します。その場合、今回のように時間がない限られている場合は、1回の打ち合わせでできる限り多くの情報をクライアントから引き出すか重要になります。

 

A.依頼された仕事の内容:

シンボルマークとロゴタイプのデザイン、スローガン(アイキャッチャー)などの制作

 

B.納品期限:

2016年12月26日

 

C.名称と由来:

仮名称LEILANI LOVEレイラニラブ ネーミングの由来ー今回のレイラニラブはハワイのことばLEILANIとLOVEの組み合わせであることLEILANIとは、祝福された子供、花などの美しいことばが由来であることを知ります。名称はまだ正式決定ではない、別の名称となる可能性があることを聞きます。

 

D.その他:

お仕事の内容、設立時期、名称、お仕事に対する想い、などのお話を伺います。

 

事業展開をアジアのT国で始めることを聞きます。そうなるとキャッチコピーも英語表現なども意識する必要があるかもしれない、等々頭をよぎります。

 

日本から品質の良いベビータオルやバッグなどでロゴを入れたMADE IN JAPANの品質の良いオリジナル商品の販売など展開していくこと、

 

この時点で「お客さんの中に具体的なイメージがあるのかどうか」を聞き出します。当初は自分の頭にあるイメージを元にしてほしいとの電話でのご依頼でしたが、お話を伺う限りは、白紙に近い状態で品があって高級なイメージということで、好みのブランド(エルメスセリーヌなど)カラー(ゴールド)、展開予定のT国の国民性、宗教や文化、色の好みなど聞きとります。

 

E. 予算と納期

クライアントとの最初の打ち合わせ時点で、シンボルマークとロゴタイプを合わせて6万円の費用(*)であることを口頭で伝え納得されたので進行することになりました。

(*お急ぎの場合には、別途ラッシュチャージをいただく場合もあります。)

 

ステップとして、2週間後の第1回目のプレゼンテーションでラフ案を出して、その中から気に入ったものを元に発展させて第2回目の提案を行うこと。

当初は12月26日が納品期日ですが、納品期日ギリギリでのプレゼンテーションでは様々な問題があるため、繰り上げて提案を行うことを伝えました。

ブラッシュアップという作業を経て期日までに最終デザイン提案となることを説明いたします。スローガン(キャッチコピー)は第1回目ではなく第2回目のプレゼンテーションで提案することをお約束します。 

 

  • 12月 2日 クライアントとの打ち合わせ
  • 12月15日 クライアントへの第1回プレゼンテーション
  • 12月22日 クライアントへの第2回プレゼンテーション

 

最初のラフ提案を2週間後に控えどのような形で発展させていったら良いのでしょうか。続きは また次回へ。

ご覧いただきありがとうございました。